コロナワクチン副反応新たに78件 アナフィラキシー疑い3件=韓国
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2021.03.25 11:30
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部によると、新型コロナウイルスのワクチン接種による副反応とみられる症状が25日午前0時までの24時間に新たに78件報告された。新たな死者の報告はなかった。
新たに報告された副反応の疑いのうち、強いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例が3件、重症患者室に入院した事例が1件だった。これらの接種には英アストラゼネカ製ワクチンが使われた。残りの74件はいずれも筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒、吐き気など比較的軽い症状だった。
韓国でワクチン接種が始まった先月26日以降、副反応疑いの報告は累計1万10件となった。今月25日午前0時までに1回目、2回目の接種を受けた累計73万5815人のうち1.36%に副反応が疑われる症状が出たことになる。
接種後の死者は計16人となっている。政府の各官庁で構成する「新型コロナウイルス予防接種対応推進団」は死因の分析を終えた15人について、ワクチン接種との因果関係がみられなかったとする暫定的な分析結果を発表済みだ。
ynhrm@yna.co.kr
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