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北朝鮮の顔色うかがう? ミサイル発射に後手の対応=韓国

記事一覧 2021.03.25 16:44

【ソウル聯合ニュース】韓国政府と軍当局が、北朝鮮の弾道ミサイル発射を巡り、発表と立場表明が遅いと批判を受けている。

韓国国防部=(聯合ニュースTV)

 韓国軍合同参謀本部の関係者は25日午前11時半ごろ、バックグラウンドブリーフィング(匿名を前提にした説明)を行い、「韓米の情報当局は短距離弾道ミサイルの可能性に重きを置いて分析している」と明らかにした。

 北朝鮮が同日午前7時6分ごろと同25分ごろ、東部の咸鏡南道・咸州から東海上に向けミサイルを発射してから約4時間後に「弾道ミサイル」に言及したことになる。

 午前11時半ごろに発表された国家安全保障会議(NSC)常任委員会の緊急会議の結果でも弾道ミサイルではなく「短距離飛翔体」との表現を使った。

 これについて、同関係者は「分析が必要」とし、「メディアに対する情報提供は明確な根拠や情報を与えるため」と述べた。まだ正確な分析が行われず、最終的な判断を下していないとの説明だ。

 だが、北朝鮮の飛翔体を弾道ミサイルと規定し、国連安全保障理事会の決議違反との立場を公表した日本政府とは明らかに異なる。

 韓国軍当局の後手の対応は発射直後から続いた。同本部は北朝鮮が1発目のミサイルを発射した後の午前7時25分ごろ記者団に「北、東海上に未詳の飛翔体発射」と短く知らせた。当時はすでに日本や米国など海外メディアが弾道ミサイルの可能性があると報じていた。

 同本部は午前8時16分ごろ、2発目のミサイル発射があったことを知らせたが、依然として「未詳の飛翔体2発」としていた。

 菅義偉首相が、弾頭ミサイル2発が発射されたと公表してから2時間以上、岸信夫防衛相がミサイルの射程などを公開してから1時間以上が経ってから射程と高度、弾道ミサイルの可能性があることなどを発表しており、「慎重すぎ」との批判は免れなさそうだ。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射は韓国軍の地上の弾道弾早期警戒レーダー「グリーンパイン」と海軍のイージス艦に搭載されたレーダー「SPY-1」で最初に確認されたようだ、

 一方、北朝鮮の21日の巡航ミサイル発射も24日の海外メディアの報道で明らかになった。

 国連安保理決議の違反になる弾道ミサイル発射にも控えめに対応していることから、北朝鮮の顔色をうかがっているとの批判が出ている。

 これに対し、同本部の関係者は「そうではない」とし、「正確な情報を分析し提供する段階にある。初期に不正確な情報が流れることよりも良い」との認識を表明。「競争的に(公開)するよりは正確に状況を管理すること(が重要だ)」と述べた。

 韓国の徐旭(ソ・ウク)国防部長官は21日からアラブ首長国連邦(UAE)とインドを歴訪している。同部関係者によると、徐氏は韓米の連携を通じて北の戦略的な意図を分析するとともに、関係機関との連携体制を維持しながら追加発射などへの対応態勢を整えるよう指示したという。

kimchiboxs@yna.co.kr

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