防疫対策レベルと5人以上の集まり禁止 2週間維持=韓国首相
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2021.03.26 09:40
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は26日、新型コロナウイルス感染症対応を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議で、1日当たりの新規感染者数が依然300~400人台で推移していることを挙げ、防疫対策「社会的距離の確保」の現行レベルと5人以上の私的な集まり禁止措置を来月11日までさらに2週間維持すると発表した。
首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)の社会的距離確保のレベルは上から3番目の第2段階、首都圏以外は同4番目の第1.5段階で据え置かれる。現行レベルの措置は28日に終了予定だった。
丁氏は「社会的距離確保に対する疲れが大きくなっているが、逆に緊張感が緩んでいることが心配だ」とし、「防疫の停滞期を抜け出して安定期に入れるよう、追加の防疫措置を実施する」と伝えた。不特定多数が集まる施設の利用者管理を強化し、感染が疑われる症状がある場合は施設の利用を制限するとしたほか、症状のある人を迅速に見つけるための検査を拡大すると説明した。
tnak51@yna.co.kr
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