コロナワクチン副反応新たに４８件　アナフィラキシー疑い１件＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部によると、新型コロナウイルスのワクチン接種による副反応とみられる症状が２８日午前０時までの２４時間に新たに４８件報告された。

　新たに報告された副反応のうち、アレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例が１件、重症の事例が１件だった。接種に用いられたのはいずれも英アストラゼネカ製ワクチンだった。

　接種後の死者の新たな報告はなかった。これまでの死者は計２１人となっている。政府の各官庁で構成する「新型コロナウイルス予防接種対応推進団」によると、死因の分析が終わった１６人のうち、１５人はワクチン接種との因果関係を示すものはなかったと暫定的に結論を出しており、１人も因果関係が確認されていない。

　韓国でワクチン接種が始まった先月２６日以降、副反応疑いの報告は累計１万３０９件となった。今月２８日午前０時までに１回目、２回目の接種を受けた累計７９万９０９０人のうち１．２９％に副反応が疑われる症状が出たことになる。

kimchiboxs@yna.co.kr