サムスンとLGのテレビ 次世代規格「Wi-Fi6E」認証取得
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2021.03.30 11:20
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子とLG電子のテレビが、次世代無線通信規格「Wi-Fi(ワイファイ)6E」認証を取得した。
サムスン電子は30日、8K解像度の「Neo QLED 8K」製品がテレビ業界で初めて無線LANの国際業界団体「Wi-Fiアライアンス」からWi-Fi6E認証を取得したと発表した。
Wi-Fi6EはWi-Fi6の拡張規格で、6ギガヘルツ(GHz)帯を利用して従来のWi-Fi6に比べ約2倍の速さでデータを送受信できる。
サムスン電子の幹部は、「Neo QLED 8K」のWi-Fi6E認証取得は未来のトレンドに先回りして備える意味があるとし、「テレビ業界のリーダーとしてこれからも最新技術をスピーディーに製品に採用し、消費者がさまざまな恩恵を受けられるよう努力したい」と語った。
Wi-Fi6E認証を取得したテレビモデルは「QN900A」「QN800A」の二つで、今後提供されるソフトウエアアップデートを適用することでWi-Fi6E対応となる予定だ。
一方、LG電子も先ごろ8K有機ELテレビなど2021年型の主要なテレビ新製品がWi-Fi6E認証を取得したと発表した。
同社の関係者は「テレビにさまざまな最新標準技術を適期に搭載し、LG製テレビのユーザーが最高レベルの性能を経験できるようにしたい」と話している。
tnak51@yna.co.kr