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韓国の新規コロナ感染者506人 首都圏以外で200人超

記事一覧 2021.03.31 11:06

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は31日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から506人増え、累計10万3088人になったと発表した。市中感染が491人、海外からの入国者の感染が15人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(447人)から59人増え、4日ぶりに500人を上回った。

ソウル駅前の広場に設置された新型コロナウイルスの臨時検査所で検査を受ける市民=30日、ソウル(聯合ニュース)

ソウル駅前の広場に設置された新型コロナウイルスの臨時検査所で検査を受ける市民=30日、ソウル(聯合ニュース)

 1日当たりの新規感染者数は1カ月以上300~400人台で推移した後、今月27日(505人)に500人を上回った。続く2日間は週末の検査件数の減少の影響もあり連続で減少したが、この日は506人と、2月19日(561人)以来、40日ぶりの高水準となった。首都圏以外で感染者の報告が増えた。

 春の行楽シーズンに加え、4月4日にキリスト教の復活祭(イースター)、7日にはソウル市と釜山市で市長補欠選の投開票を控え、人の移動が今後増える見通しだ。政府はさらなる感染拡大を警戒し、感染対策の徹底を呼び掛けている。

 新たに確認された市中感染者491人を地域別にみると、ソウル市が156人、京畿道が106人、仁川市が25人で、首都圏で287人と全体に占める割合は58.5%に下がった。

 首都圏以外の割合は41.5%に上がった。釜山市が58人、慶尚南道と忠清北道がそれぞれ21人、全羅北道が20人、世宗市が17人、江原道が16人、大邱市が15人、蔚山市が11人、忠清南道が8人、大田市が7人、慶尚北道が6人、光州市と済州道がそれぞれ2人。計204人で、62日ぶりに200人を超えた。

 各地でクラスター(感染者集団)が拡大している。釜山市の事業所を起点とする感染は遊興施設(クラブなど)にも拡大し、これまでに109人の陽性が判明した。ソウル市九老区のサウナ、同市瑞草区の事業所などでも新たな感染者が見つかった。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは15人だった。このうち7人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの8人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から2人増えて計1731人となった。韓国国内の平均致死率は1.68%。重篤・重症患者は前日から6人増え、108人となっている。

 30日の検査件数は4万3801件で、前日より3868件少なかった。

ソウル駅前の広場にある臨時検査所の様子(資料写真)=(聯合ニュース)

ソウル駅前の広場にある臨時検査所の様子(資料写真)=(聯合ニュース)

mgk1202@yna.co.kr

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