韓日が東京で局長級協議 外相会談開催も議論か
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2021.04.01 11:01
【東京聯合ニュース】韓日の外交筋によると、韓国外交部の李相烈(イ・サンリョル)アジア太平洋局長と日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長は1日、東京都内で局長級協議を非公開で開いた。
協議では、韓国裁判所が日本側に旧日本軍の慰安婦と強制徴用被害者への賠償を命じた判決や日本の対韓輸出規制強化、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水問題など両国の懸案について議論するとされる。
中でも、韓国政府は特に鋭く対立する徴用・慰安婦訴訟問題に関して日本側と解決策を話し合う方針だ。ただ、日本政府は自国が受け入れられる解決策を韓国が先に示すよう強く求めていることから、接点を見いだすのは容易ではない。
韓日外相会談の開催が議題になるかどうかも焦点だ。今月末に米国で韓米日3カ国の外相会談が行われる見通しだが、一部の日本メディアはこれに合わせて韓日外相会談が開かれるかどうかは不透明だとの見方を伝えている。
局長級協議は1月15日にテレビ会議形式で行われたのが最後で、対面では昨年10月29日以来、約5カ月ぶりとなる。
tnak51@yna.co.kr