ミャンマーから韓国人の帰国急増 航空便は満席に
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2021.04.02 10:07
【ヤンゴン聯合ニュース】ミャンマーで軍のクーデターに抗議するデモ参加者らへの弾圧が続き、情勢が悪化していることを受け、現地に駐在する韓国人らの帰国が急増している。11日と13日の仁川行きのミャンマー国際航空(MAI)の臨時便は1日に予約で満席となった。
米国やドイツなどが自国民に出国を命令・勧告したのに加え、先月31日にヤンゴンで韓国の銀行大手・新韓銀行の行員が会社の車両で帰宅中、銃撃を受けてけがを負った事件が影響したとみられる。
ミャンマーから出国するほぼ唯一の手段となっているMAIの臨時便は軍のクーデター以降、週3便から1~2便に減っている。新型コロナウイルスの影響で国際便の着陸が禁止されているが、MAIの臨時便は運航されている。
韓国外交部は今月1日、ミャンマーに駐在する国民に対し、重要な業務ではない場合、出国するよう求めた。要請を受け、事態を見守っていた中小企業のほか、一部の大企業も撤退を決めたとみられる。
kimchiboxs@yna.co.kr
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