Go to Contents Go to Navigation

韓国・LG電子がスマホ事業撤退を決定 売却は不発

記事一覧 2021.04.05 11:38

【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が5日、取締役会を開き、モバイル事業からの撤退を決定した。スマートフォン(スマホ)を含むモバイル事業は赤字が膨らんでいる。同社は売却を含めあらゆる可能性を探ると表明していたが、この日、事業を担当するモバイル・コミュニケーションズ(MC)事業本部の生産・販売終了と営業停止を発表した。

LG電子(資料写真)=(聯合ニュース)

LG電子(資料写真)=(聯合ニュース)

 LG電子は営業停止の理由に「競争の激化と持続的な事業不振」を挙げた上で、「社内の資源効率化を通じて中核事業に力を集中し、事業構造を改善する」と説明した。

 同社はモバイル事業を巡り、1月20日に「現在と未来の競争力を冷静に判断し、ベストな選択をすべき時期が来たとみている」とし、「あらゆる可能性を念頭に事業の運営方向を綿密に検討している」と明らかにした。その後、ベトナムの複合企業最大手ビングループやドイツのフォルクスワーゲン(VW)などと接触したものの、進展はなかったようだ。

 モバイル事業は1995年にLG情報通信で始まり、後に同社がLG電子に吸収合併された。最盛期には世界シェア3位を記録したが、近年は事業不振が続き、2015年4~6月期から20年10~12月期まで23四半期連続で営業赤字を計上。累積赤字は5兆ウォン(約4900億円)に上る。

mgk1202@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。