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韓国の新規コロナ感染者671人 現行防疫レベル3週間延長へ

記事一覧 2021.04.09 11:03

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は9日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から671人増え、累計10万8269人になったと発表した。市中感染が644人、海外からの入国者の感染が27人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(700人)から29人減り再び600人台となった。ここ最近、新規感染者数は急増している。昨年11月中旬から続く流行の「第3波」が収まらない中、全国で集団感染が相次いで発生し、「第4波」が本格化する様相を呈している。

新型コロナウイルスの検査所で順番を待つ人たち=(聯合ニュース)

新型コロナウイルスの検査所で順番を待つ人たち=(聯合ニュース)

 新規感染者の規模がいつでも拡大する恐れがある状況を受け、政府は同日、防疫対策「社会的距離の確保」の現行レベルと5人以上の私的な集まり禁止措置を来週からさらに3週間維持すると発表した。首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)の社会的距離確保のレベルは上から3番目の第2段階、首都圏以外は同4番目の第1.5段階で据え置き、首都圏と釜山市では来週から遊興施設(クラブなど)の営業を禁止する。午後10時までとなっている首都圏のカラオケボックス、スポーツジム、レストラン、カフェなどの営業時間制限も維持するが、感染状況次第では午後9時までに強化される。

 市中感染者は7日から3日連続で600人を超えた。新たに確認された644人を地域別にみると、ソウル市が214人、京畿道が197人、仁川市が39人で、首都圏が450人と全体の69.9%を占めた。

 首都圏以外の地域では、釜山市が50人、大田市が26人、全羅北道が22人、大邱市、忠清南道がそれぞれ17人、慶尚南道が15人、蔚山市、全羅南道がそれぞれ9人、忠清北道、慶尚北道がそれぞれ7人、光州市、世宗市がそれぞれ5人、江原道が3人、済州道が2人だった。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは27人だった。このうち7人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの20人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から6人増えて計1764人となった。韓国国内の平均致死率は1.63%。重篤・重症患者は前日から1人増え、113人となっている。

 8日の検査件数は4万6692件で、前日より438件多かった。

hjc@yna.co.kr

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