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韓国の新規コロナ感染者 検査数半減も連続600人台=陽性率急上昇

社会・文化 2021.04.11 10:40

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は11日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から614人増え、累計10万9559人になったと発表した。市中感染が594人、海外からの入国者の感染が20人だった。1日当たりの新規感染者数は3日連続600人台。週末の影響で検査件数が前日の半分以下になったにもかかわらず、1日当たりの新規感染者数は前日(677人)から63人減少にとどまった。暖かくなって人々の活動が増えている上、日常の様々な場所で市中感染が発生していることから当分の間は感染拡大の規模が大きくなる見通しだ。政府は急激な感染拡大を懸念し、防疫対策「社会的距離の確保」の現行レベルと5人以上の私的な集まり禁止措置を12日からさらに3週間維持することを決めている。

ソウル駅前の広場に設置された新型コロナウイルスの臨時検査所を訪れる親子=(聯合ニュース)

ソウル駅前の広場に設置された新型コロナウイルスの臨時検査所を訪れる親子=(聯合ニュース)

 韓国では昨年11月中旬から続いた流行の「第3波」が収まらない中、「第4波」が広がっている。先週初めの1日当たりの新規感染者は400人台だったが、最近は600~700人台で推移している。

 この日新たに確認された市中感染者は594人。地域別にみると、ソウル市が211人、京畿道が182人、仁川市が16人で、首都圏が409人と全体の68.9%を占めた。首都圏以外の地域では、釜山市が44人、全羅北道が40人、忠清南道が22人、慶尚南道が15人、慶尚北道が12人、蔚山市と忠清北道がそれぞれ10人、大田市と済州道がそれぞれ7人、大邱市と全羅南道がそれぞれ6人、江原道が5人、世宗市が1人だった。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは20人だった。このうち8人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの12人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から3人増えて計1768人となった。韓国国内の平均致死率は1.61%。重篤・重症患者は前日から3人減り、105人となっている。

 10日の検査件数は2万2902件で、前日より2万4615件少なかった。陽性率は前日の1.42%から2.68%に跳ね上がった。

sarangni@yna.co.kr

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