Go to Contents Go to Navigation

韓国小売り大手 日本産水産物「10年前から扱わず、今後も売らない」

記事一覧 2021.04.13 19:16

【ソウル聯合ニュース】イーマートやロッテマートなどの韓国の大手スーパーでは2011年に東京電力福島第1原発事故が発生して以降、日本産の水産物を販売せず、ロッテ百貨店や新世界百貨店など大手デパートでもほぼ同時期から扱っておらず、今後も扱わない計画であることが13日、分かった。

「日本産水産物は販売しません」と書かれた案内文を出すソウル市内のスーパーの関係者=13日、ソウル(聯合ニュース)

「日本産水産物は販売しません」と書かれた案内文を出すソウル市内のスーパーの関係者=13日、ソウル(聯合ニュース)

 流通業界の関係者によると、大手のスーパーやデパートなどは、福島原発事故が発生し、水産物の放射能汚染への懸念が高まったことを受け、日本産の水産物を扱わず、国産やそのほかの地域からの輸入で代替してきた。原発事故以前は、タチウオ、スケソウダラ、タイ、サンマ、ホタテなど国内で消費が多い水産物の多くが日本産だったという。

 また消費者の不安などを考慮し、今後も日本産の水産物を販売する可能性はないと説明した。

 大型スーパーは政府が実施している輸入水産物の放射能検査とは別に、独自に検査を行っている。日本政府が汚染水の海洋放出を決定したことを受け、検査をさらに強化する方針であることが分かった。

yugiri@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。