韓国の新規コロナ感染者644人 検査数減少で5日ぶり700人下回る
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2021.04.25 10:23
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は25日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から644人増え、累計11万8887人になったと発表した。市中感染が603人、海外からの入国者の感染が41人だった。前日までは4日連続で700人を上回ったが、平日より検査件数が減ったため新規感染者数が減少したとみられる。
昨年11月半ばから始まった「第3波」の余波が収まっていないなか、「第4波」が本格化し始めている。
新たに確認された市中感染者603人を地域別にみると、ソウル市が172人、京畿道が187人、仁川市が15人で、首都圏が計374人と全体の62%を占めた。
首都圏以外の地域では、慶尚南道が44人、釜山市と蔚山市がそれぞれ43人、慶尚北道が23人、忠清北道が15人、大邱市が13人、江原道と全羅南道がそれぞれ9人、光州市が8人、全羅北道が7人、大田市と忠清南道がそれぞれ6人、済州道が3人の計229人だった。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは41人だった。このうち30人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの11人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から1人増えて計1813人となった。韓国国内の平均致死率は1.52%。重篤・重症患者は前日と変わらず136人となっている。
24日の検査件数は2万1868件で、前の日に比べ2万7525件少なかった。
csi@yna.co.kr