韓国1~3月期の成長率1.6% コロナ前回復
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2021.04.27 09:13
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は27日、1~3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)が前期比1.6%増だったと発表した。
韓国の昨年のGDP成長率は新型コロナウイルスの影響で1~3月期(1.3%減)と4~6月期(3.2%減)は2期連続でマイナスとなり、7~9月期(2.1%増)と10~12月期(1.2%増)はプラスに転じた。
韓銀は今年1~3月期にGDP成長率が1.3%以上になると新型コロナウイルス流行前の2019年10~12月期の水準を回復するとの見通しを示していたが、韓銀の予測をはるかに上回った。
今年1~3月期のGDP成長率を部門別にみると、低迷していた民間消費の回復が目立つ。民間消費は耐久財(乗用車・家電製品)と非耐久財(飲食料品など)の消費が増え、1.1%増加した。輸出は自動車や携帯電話などを中心に1.9%伸びた。ただ、前期(5.4%増)よりは伸び率が低下した。
業種別の成長率は製造業が2.8%、農林漁業が6.5%、サービス業が0.8%、建設業が0.4%などだった。
実質国内総所得(GDI)は1.8%増で、交易条件が改善したことで、実質GDPの伸びを上回った。
kimchiboxs@yna.co.kr