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金与正氏が批判ビラ散布に反発 「相応の行動検討」

記事一覧 2021.05.02 08:32

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長は2日に談話を出し、韓国の脱北者団体が北朝鮮の体制を批判するビラを北朝鮮に向けて飛ばしたことに反発し、韓国政府が責任を取ることになると警告した。朝鮮中央通信が報じた。

金与正氏(資料写真)=(聯合ニュース)

 金与正氏は談話で「われわれもこのまま見過ごすわけにはいかない」とし「南側で起きているごみどものうごめきをわが国家に対する深刻な挑発と見なし、それに相応する行動を検討する」と明らかにした。韓国当局が脱北者の無分別な妄動を再び放置し、阻止しなかったとした上で「われわれがいかなる決心と行動をしようとも、その結果に対する責任は、汚いごみどもをきちんと統制しなかった南朝鮮(韓国)当局が負うことになるだろう」と強調した。

 また、「既にわれわれはごみのような者たちの妄動を黙認した南朝鮮当局の間違った対応が北南関係に及ぼす結果について厳重に警告した」と述べた。

 ビラ散布については「非常に不快な行為」「容認できない挑発」「脱北者どもの無分別な妄動」などと表現し、強い不満をあらわにした。

 金与正氏の談話は、脱北者団体によるビラ散布再開に対し強力な対応措置に乗り出す可能性があることを示唆している。

 金与正氏は昨年6月、脱北者団体のビラ散布を非難し、南北共同連絡事務所の撤去と韓国側に対する武力行使を示唆する談話を発表した。その4日後、開城の南北共同連絡事務所が爆破され、南北関係は冷え込んだ。

 また、2014年10月には脱北者団体がビラをくくりつけて飛ばした風船に向けて北朝鮮側が十数回発砲した。

 韓国の脱北者団体「自由北韓運動連合」は先月30日、南北軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)に近い京畿道と江原道の一帯で、同25~29日の間に北朝鮮へ向けてビラを飛ばしたと発表した。同団体は2回に分け、ビラ50万枚と小冊子500冊、1ドル札5000枚をくくりつけた大型風船10個を北朝鮮へ向けて飛ばした。

 北朝鮮に向けた体制批判のビラ散布を禁じる改正南北関係発展法が3月末に施行されてからビラを飛ばしたことを発表した団体は初めて。改正法は、南北軍事境界線一帯でのビラ散布行為などに対し3年以下の懲役または3000万ウォン(約290万円)以下の罰金を科すことを盛り込んでいる。

hjc@yna.co.kr

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