韓国与党　新代表に宋永吉氏選出＝党刷新へ

【ソウル聯合ニュース】韓国の与党「共に民主党」は２日、党大会を開き、新代表に宋永吉（ソン・ヨンギル）国会議員（５８）を選出した。

　宋氏は合計３５．６０％の得票率を獲得し、３５．０１％を得票した親文在寅（ムン・ジェイン）派の洪永杓（ホン・ヨンピョ）議員を僅差で制した。

　４月７日に実施されたソウル市長選と釜山市長選で最大野党に惨敗したことを受け、来年３月の大統領選に向け党の立て直しを急ぐとみられる。

　宋氏は民主化運動活動家出身で元弁護士。議員５期目で仁川市長などを歴任した。２０１７年の大統領選で文候補陣営の総括本部長を務め、文候補の当選後、大統領特使としてロシアに派遣された。現在は国会外交統一委員長などを務めている。

　宋氏は当選後、「有能な改革、言行一致の民主党をつくり、国民の心を得たい」とし、党大会で中心課題として示した不動産・新型コロナウイルスワクチン・半導体・気候変動・朝鮮半島平和繁栄問題の解決に向けた糸口を見いだすことに取り組む考えを強調した。

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