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韓中日財務相会議 経済改善も「回復にばらつき・下振れリスク警戒」

政治 2021.05.03 15:52

【世宗聯合ニュース】韓中日3カ国の財務相・中央銀行総裁会議が3日、テレビ会議形式で開かれた。3カ国は共同発表文で、各国の政策的努力と新型コロナウイルスワクチンの普及拡大などにより域内の経済見通しが急速に改善しているとの見方を示した上で、各国間の回復ペースのばらつきや景気回復過程の不確実性、下振れリスクの高まりに対する警戒を緩めてはならないと強調した。

洪楠基・経済副首相(資料写真)=(聯合ニュース)

 また、新型コロナの被害が集中している層を中心とする支援への転換など、包容的成長、長期的な財政の持続可能性確保と金融安全性の維持のために努力し、開放的かつ規則に基づいた多国間の教育・投資システムを守ることで合意した。

 続けて、3月末にアジアの金融協力の枠組み「チェンマイ・イニシアチブ」のマルチ化(CMIM)の協定文改正案が発効したことに対して歓迎の意を表した。

 3カ国は不確実性が拡大する状況に対応し、危機の際にCMIMの発動の可能性を高めるための努力が重要だとして、CMIMなど域内の金融セーフティーネットの強化策について議論を続け、域内の新たな経済・金融協力課題を掘り起こすことを決めた。

 このほか、新型コロナの感染拡大を受け、韓中日と東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の経済を調査する「ASEANプラス3マクロ経済調査事務局(AMRO)」の役割拡大の必要性で一致。予算、人員増加のための支援も強化する。

 韓国の洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は「韓国は効果的な防疫措置と拡張的財政・通貨政策により今年は見通しを上回る成長が見込まれる」とし、「韓国経済が成長軌道に乗るまで拡張的政策基調を維持し、上半期の予算の早期執行などで財政効果を最大化する」と述べた。

 また、グリーン・デジタルニューディールを中心とした韓国版ニューディール戦略を積極的に推進するとし、社会的弱者に新型コロナの被害が集中していることから、韓国経済の持続可能性を高めるために包容成長政策をさらに強化すると説明した。

 洪氏は「3カ国間の緊密な協力を通じ、気候変動への対応、多国間主義の復活、少子高齢化など共通の懸案の解決に向けて強力なシナジーを創出できる」と強調。気候変動に関しては今月末に開催される韓国主催のグリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ(P4G)首脳会談、主要20カ国・地域(G20)財務トラックの持続可能金融ワーキンググループでの議論などで目に見える成果を出すことを期待すると述べた。

 来年の会議は、アジア開発銀行(ADB)年次総会が開かれるスリランカのコロンボで開催される予定だ。

ynhrm@yna.co.kr

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