次世代中型衛星1号の撮影映像公開 「独島のヘリポートも鮮明」=韓国
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2021.05.04 12:00
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は4日、カザフスタンで3月22日に打ち上げた地球観測用の次世代中型衛星1号が撮影した高解像度の映像13点を公開した。
この衛星は韓国航空宇宙研究院が独自開発しもので、解像度はモノクロが0.5メートル級、カラーが2メートル級、観測幅は12キロ以上。目標の軌道に乗った後、先ごろ全ての機能試験を終えてテスト映像を撮影した。
公開された映像はエジプトのピラミッドといった世界の観光地をはじめ、韓国の独島や政府世宗庁舎、ソウルの蚕室総合運動場などを撮影したものだ。国土交通部は「(衛星は)試験運用期間にもかかわらず、独島にあるヘリコプター離着陸場(ヘリポート)を鮮明に撮影するなど、優れた性能を見せている」と説明した。
衛星の撮影映像はデジタル空間に現実を再現する「デジタルツイン」の構築など、幅広い分野での活用が期待される。
tnak51@yna.co.kr
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