北朝鮮のW杯予選不参加に「協議結果を待つ」 韓国統一部
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2021.05.04 13:18
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は4日、北朝鮮が韓国で6月に実施予定の2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選に参加しない意向をアジア・サッカー連盟(AFC)に伝えたことに対し、南北スポーツ交流に向けた支援努力を続けながらAFCと北朝鮮の協議の最終結果を待つ考えを記者団に示した。
当局者は「AFCが北に不参加の決定を再考するよう促したようだ」と述べ、AFCと北朝鮮の協議の行方を見守っていると伝えた。また「統一部としては、国際大会の開催を機に南北スポーツ交流の機会が設けられればいいと考えている」と強調した。
大韓サッカー協会によると、北朝鮮は先月30日、W杯アジア2次予選への不参加をAFCに文書で伝えた。理由として新型コロナウイルス感染症などを挙げたという。
アジア2次予選を巡っては、ホームアンドアウェー方式から集中開催に変更となり、AFCは韓国や北朝鮮が入るH組について残りの試合を韓国で行うことを決定していた。
tnak51@yna.co.kr