韓国・京畿道知事「海洋放出決定の撤回を」 日本政府に抗議書簡
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2021.05.06 11:49
【水原聯合ニュース】韓国次期大統領選レースで与党支持率トップの李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事は6日、日本政府が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を決定したことに対し、日本政府と福島県知事に抗議の書簡を送った。汚染水の放出は「悲劇を招く一方的な決定」であり、「自国民だけでなく韓国をはじめ周辺国の国民の生命と安全を無視したもの」だと批判した上で、「福島汚染水の海洋放出決定を直ちに撤回することを強く要求する」と表明した。
また「国際社会の懸念と怒りにもかかわらず、福島汚染水の放出計画を最後まで貫けば、自然と人類は取り返しのつかない被害を受けることになる」とし、「その責任は全面的に日本が負うべきだ」と指摘した。
李氏は米国のハワイ州やカリフォルニア州など太平洋沿岸12カ国の25の地方政府にも書簡を送り、日本の海洋放出決定への共同対応を提案した。
tnak51@yna.co.kr