韓国情報機関トップ 菅首相と面会=関係正常化の意志伝達
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2021.05.13 07:56
【ソウル聯合ニュース】韓国情報機関・国家情報院(国情院)の朴智元(パク・チウォン)院長が12日午前、韓米日の情報機関トップによる会合の前後に菅義偉首相と面会したことが13日、分かった。韓日関係に詳しい外交消息筋が明らかにした。
朴氏は菅首相に対し、「韓日関係が今のような状況ではいけない」との趣旨の発言をし、両国関係の正常化の必要性と意志を強調。菅首相も共感を示したという。
朴氏が菅首相と面会するのは昨年11月以来、約半年ぶりとなる。当時、朴氏は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の両国関係正常化に向けた意志を伝えるとともに、1998年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相が発表した「韓日共同宣言」に続く新たな共同宣言を提案した。
朴氏は今回、長年にわたり親交のある自民党の二階俊博幹事長とは電話会談し、東京五輪の開催を応援した。
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