韓国空軍 米演習「レッドフラッグ」に3年ぶり参加へ
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2021.05.13 10:03
【ソウル聯合ニュース】韓国空軍が6月、米アラスカ州で行われる多国籍空軍演習「レッドフラッグ」に参加する見通しだ。今回の演習には日本の航空自衛隊も参加するとされ、韓国と日本の軍事交流が行われる可能性がある。
在韓米軍の第7空軍司令部によると、レッドフラッグは6月10~25日に実施される。
約1500人の兵力と約100機の航空機が参加する。同司令部は「米国のほか、日本の航空自衛隊、韓国空軍が参加する」として、「参加国の飛行戦術や連合作戦の手順などの演習を通じ、相互運用性を向上させる」と明らかにした。
韓国軍の消息筋は「(レッドフラッグへの)参加を検討しているが、まだ最終決定は出していない」とし、「新型コロナウイルスの状況などを踏まえて決める」と述べた。
韓国の参加が決まれば2018年以来、3年ぶりとなる。昨年は新型コロナの影響で、19年はKF16戦闘機の墜落事故で同機などの飛行が中止となって参加しなかった。
レッドフラッグは米空軍主導で1975年に始まった。当初は戦闘機などを持っていない武装勢力との戦闘を想定して実施したが、約10年前からは地対空ミサイルなどを持つ敵との戦闘を想定して行われているもようだ。韓国は13年から参加している。
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