韓国の新規コロナ感染者 3日連続600人台=勢い衰えず
記事一覧
2021.05.17 10:36
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は17日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から619人増え、累計13万2290人になったと発表した。市中感染が597人、海外からの入国者の感染が22人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(610人)より9人増え、3日連続で600人台となった。週末は検査件数が大幅に減少するため、新規感染者数も減るが、今回は大きく減少しなかった。
新たに確認された市中感染者597人を地域別にみると、ソウル市が192人、京畿道が148人、仁川市が12人で、首都圏が計352人と全体の59.0%を占めた。
首都圏以外の地域では、江原道が35人、慶尚南道が30人、光州市と慶尚北道がそれぞれ27人、忠清北道が22人、大邱市が19人、全羅南道が17人、蔚山市が16人、済州道が15人、忠清南道が14人、釜山市が12人、全羅北道が9人、大田市が2人の計245人だった。
主な感染事例を見ると、江原道鉄原郡の陸軍部隊で幹部と兵士ら計22人の感染が確認され、同道江陵市で起きた外国人労働者のクラスター(感染者集団)関連の感染者は計99人となった。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは22人だった。このうち9人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの13人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から3人増えて計1903人となった。韓国国内の平均致死率は1.44%。重篤・重症患者は前日から1人増え151人となっている。
日曜日だった16日の検査件数は1万6686件で、前の日に比べて834件少なかった。金曜日だった14日と比べると2万件以上少ない。
kimchiboxs@yna.co.kr
キーワード