韓国の新規コロナ感染者646人 2日連続600人台半ば
社会・文化
2021.05.20 10:16
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は20日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から646人増え、累計13万4117人になったと発表した。市中感染が619人、海外からの入国者の感染が27人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(654人)より8人少ないが、2日連続で600人を上回った。
19日は祝日(釈迦誕生日)のため検査件数が減少したが、感染者数は減らなかった。5月に入り、家族や知人の集まりを起点とするクラスター(感染者集団)が続発している中、従来の新型コロナウイルスよりも感染力が強いとされる変異ウイルスの市中感染も相次いで報告されている。
新たに確認された市中感染者619人を地域別にみると、ソウル市が238人、京畿道が183人、仁川市が13人で、首都圏が計434人と全体の70.1%を占めた。
首都圏以外の地域では、慶尚北道が33人、蔚山市が25人、忠清南道が19人、釜山市が17人、光州市が15人、忠清北道が13人、慶尚南道が12人、大邱市が9人、世宗市と江原道がそれぞれ8人、大田市と全羅北道がそれぞれ7人、全羅南道と済州道がそれぞれ6人の計185人だった。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは27人だった。このうち16人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの11人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から4人増えて計1916人となった。韓国国内の平均致死率は1.43%。重篤・重症患者は前日から3人増えて151人となっている。
19日の検査件数は1万8714件で、前の日に比べて1万4926件少なかった。
kimchiboxs@yna.co.kr
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