ファイザー製ワクチン29.7万回分 21日に韓国到着
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2021.05.20 14:39
【ソウル聯合ニュース】韓国の汎政府ワクチン導入タスクフォース(TF)は20日、新型コロナウイルスワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」を通じて供給される米ファイザー製のワクチン29万7000回分が21日に韓国に到着すると発表した。
製薬各社との契約やCOVAXを通じ、現在までに韓国に供給された新型コロナワクチンは21日の到着分を含め計823万回分で、政府は6月までにあと1009万回分の供給を受ける予定だ。
今回供給されるファイザー製のワクチンは同社のベルギー工場で生産されたもので、4月から実施している75歳以上の高齢者への接種に使われる。
食品医薬品安全処はこの日、ベルギーで生産されたファイザー製ワクチンの緊急使用を承認した。同じメーカーのワクチンであっても、製造場所が異なれば別に使用許可が必要になる。
権徳チョル(クォン・ドクチョル)TFチーム長(保健福祉部長官)は「通関手続きや運送をできる限り迅速に行い、COVAXのファイザー製ワクチンが予防接種に円滑に使用されるようにしたい」と話している。
tnak51@yna.co.kr
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