文大統領 バイデン氏が「サプライズ」=ワクチン支援・北担当特別代表任命
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2021.05.23 10:04
【ソウル聯合ニュース】米国を公式訪問していた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、前日行ったバイデン米大統領との首脳会談の結果について「この上なく良かった。期待以上だった」と交流サイト(SNS)に投稿した。バイデン氏が新型コロナウイルスワクチンの直接支援や、ソン・キム米国務次官補代行(東アジア・太平洋担当)の北朝鮮担当特別代表任命を発表したことを、「サプライズの贈り物」と評した。
文氏は「ワクチンパートナーシップに続き、ワクチンの直接支援発表はまさにサプライズの贈り物」とし、韓米同盟を重視したものだと説明した。バイデン氏は首脳会談後の共同記者会見で、韓国軍55万人にワクチンを提供すると発表した。
また、バイデン氏がソン・キム氏の北朝鮮担当特別代表任命を発表したことについて、「記者会見直前に知らされた」とし、「人権代表を先に任命するとの観測が大勢だったが、北との非核化交渉をより優先するとの姿勢を示したもの」と評価した。
さらに、「コロナ以降、最初の海外訪問で、最初のノーマスク会談となり、とても気分が良い」と記した。
ikasumi@yna.co.kr