国民の半数以上が最低賃金の引き上げ希望 据え置き4割=韓国調査
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2021.05.24 14:57
【ソウル聯合ニュース】韓国の2022年度(1~12月)の最低賃金について、国民の半数以上が引き上げを求めていることが24日、分かった。
韓国社会世論研究所が21~22日に全国の18歳以上の男女1009人を対象に調査した結果、回答者の50.3%は、最低賃金について「引き上げが必要」と答えた。
具体的には「少なくとも今年の物価上昇率より(引き上げ率を)高くすべき」が27.1%で、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の公約通り、時給1万ウォン(965円)程度にすべき」が23.2%だった。
一方、「据え置く必要がある」は39.7%で、「よく分からない」は10.0%だった。
韓国の2021年度の最低賃金は時給8720ウォン。文大統領は20年までに最低賃金を1万ウォンに引き上げるという公約を掲げていたが実現しなかった。
yugiri@yna.co.kr
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