ワクチン優先接種のエッセンシャルワーカー 対象拡大へ=韓国
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2021.05.26 09:25
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は26日、日常生活の維持に欠かせない仕事に従事するエッセンシャルワーカーについて、新型コロナウイルスワクチンの優先接種の対象を拡大することにした。優先接種の対象として接種計画を実施しているのは現在、医療従事者や高齢者・障害者の介護・看護従事者など一部にとどまっている。
政府はエッセンシャルワーカーの保護・支援策を講じるため、昨年10月に関係官庁によるタスクフォース(特別チーム)を立ち上げている。エッセンシャルワーカーには医療従事者、高齢者・障害者の介護・看護従事者のほか、宅配・配達員、環境美化・清掃員なども含まれる。
タスクフォースはこの日の会議で、ワクチン優先接種の対象を拡大する方針を固めた。具体的な対象は、関係官庁間の協議と予防接種専門医委員会の審議を経て、各職種の年齢層や不特定多数との接触頻度などを総合的に考慮した上で決定する。
mgk1202@yna.co.kr