ワクチン接種者 7月から屋外でノーマスク=韓国
社会・文化
2021.05.26 10:05
【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は26日、中央災難(災害)安全対策本部の会議で新型コロナウイルスワクチン接種者の日常回復支援案を発表し、7月からワクチンの1回目の接種を終えた人に対しては宗教活動の人数制限の対象に含まないなどの方針を明らかにした。
金首相は「より多くの国民が接種効果を体感できるようにする」と強調した。
支援案によると、7月からワクチンの1回目の接種を終えた人は公園など屋外でマスクを着用しなくてもいい。屋外にある不特定多数が利用する施設や宗教活動などでは人数制限の適用を受けない。現在、宗教施設の利用が可能な人数は首都圏の場合、施設の座席数の20%、首都圏以外は30%となっている。
また、6月からは直系家族の集まりについて、現在8人となっている人数制限の適用を受けない。
金首相は「国民の70%以上が1回目の接種を終える9月末以降は防疫基準を全面的に再調整する」として、「集団免疫が達成される時点には室内でのマスク着用の緩和も検討する」と表明。「きょう発表する対策に加え、追加的な緩和措置をその都度施行していく」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr
キーワード