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韓国国民年金公団 石炭発電所の新規建設に投資せず

記事一覧 2021.05.28 21:10

【ソウル聯合ニュース】韓国の国民年金公団は28日の会議で、今後、国内・国外を問わず、石炭発電所新規建設のためのプロジェクトに投資を行わないことを盛り込んだ運用案を審議、決定した。

会議に出席した権徳チョル(クォン・ドクチョル)保健福祉部長官(左から2人目)=28日、ソウル(聯合ニュース)

会議に出席した権徳チョル(クォン・ドクチョル)保健福祉部長官(左から2人目)=28日、ソウル(聯合ニュース)

 今後、議論を経て「脱石炭」運用政策を宣言し、石炭採掘および発電産業に対する投資を制限する内容の「ネガティブ・スクリーニング」を導入することを決めた。ネガティブ・スクリーニングは、ESG(環境・社会・企業統治)の観点で否定的に評価される産業や企業を投資の対象から外すもの。

 脱石炭宣言を皮切りに、今後、国内・外の石炭発電所の新規建設のためのプロジェクトへの投資をせず、段階ごとの実行案を策定し、投資制限戦略を準備するという。

 また「国民年金基金運用指針」に投資制限条項を新設する計画だ。

 国民年金公団はこの日公開した宣言文で、「気候変動や、強化されている国際環境規制に備え世界3大年金基金である国民年金基金は脱石炭の運用政策を宣言し、リスク管理の面で基金運用戦略を先んじて策定する」と表明した。

yugiri@yna.co.kr

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