文大統領 23年「気候変動枠組条約締約国会議」誘致を推進
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2021.05.30 18:19
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日、テレビ会議形式で開催されるグリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ(P4G)首脳会議(P4Gソウルサミット)の開幕演説で、2023年の第28回気候変動枠組条約締約国会議(COP28)の誘致を推進すると述べた。また、韓国は国際社会の気候変動危機を乗り越えるため、積極的に対応すると表明した。
気候変動枠組条約の締約国会議は、地球温暖化対策のための年次国際会議で、現在、韓国の地方自治体はCOP28の誘致に乗り出している。
文大統領は「(韓国は)今後、開発途上国と先進国の橋渡し役として責任と役割を果たす。2025年までに気候・グリーン政府開発援助(ODA)を大幅に増やし、(環境に配慮した経済回復を目指す)グリーンリカバリーが必要な途上国を支援する」と強調した。
さらに、P4Gの持続可能な運営に向け400万ドル(約4億4000万円)規模の基金を供与し、グリーン成長プロジェクトの拡大に寄与するとした。
今回のP4Gサミットについては、「持続可能な世界という共同の目標に向け進む。人類の歴史が共存の歴史に転換することを期待する」と述べた。
csi@yna.co.kr