韓国の新規コロナ感染者677人 6日ぶり600人超
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は2日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から677人増え、累計14万1476人になったと発表した。市中感染が654人、海外からの入国者の感染が23人だった。
1日当たりの新規感染者数は前日(459人)より218人多く、先月27日(629人)以来、6日ぶりに600人を上回った。最近では遊興施設(クラブなど)に加え、学校や職場、知人同士の集まりなどでのクラスター(感染者集団)発生も続いている。
新たに確認された市中感染者654人を地域別にみると、ソウル市が256人、京畿道が188人、仁川市が19人で、首都圏が計463人と全体の70.8%を占めた。
首都圏以外の地域では、大邱市が39人、大田市が23人、釜山市と慶尚南道がそれぞれ19人、蔚山市と江原道、済州道がそれぞれ14人、全羅北道と全羅南道がそれぞれ10人、慶尚北道が9人、忠清南道が7人、光州市と忠清北道がそれぞれ5人、世宗市が3人だった。
ソウル市内の高校で、これまでに3年生の生徒を中心に計34人の感染が判明した。また、京畿道高陽市の簡易住宅施設、京畿道利川市の畜産物加工業者、仁川市の教会、慶尚南道金海市のカラオケボックス、大邱市の流通会社などで新たな感染が確認された。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは23人だった。このうち9人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの14人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から2人増えて計1965人となった。韓国国内の平均致死率は1.39%。重篤・重症患者は前日から7人減り、151人となっている。
1日の検査件数は3万5948件で、前の日に比べて1296件少なかった。
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