余ったワクチンの接種 60歳以上を優先へ=韓国当局
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2021.06.02 15:33
【ソウル聯合ニュース】韓国の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は2日、予約キャンセルなどで余ったワクチンについて、今月19日以降も全て60歳以上への接種に回すとの方針を示した。
英アストラゼネカ製のワクチンは現在、65~74歳の高齢者と慢性呼吸器疾患の重症患者を対象に接種が行われており、19日に終了する。
7日から始まる60~64歳と幼稚園・保育園・小学校1~2年生の教員、ケアスタッフに対する接種も同じ日に終了する。
これらの対象者の接種予約は3日まで受け付ける。
予防接種対応推進団のホン・ジョンイク予防接種管理チーム長は、アストラゼネカ製ワクチンが余った場合、60歳以上であれば19日以降に医療機関を訪問するか電話で予約すれば優先的に接種を受けられると説明した。
政府は、米ヤンセンファーマのワクチンの余剰分についても60歳以上も接種を受けられるようにする方針だ。
ホン氏は「余ったワクチンがアストラゼネカになるか、ヤンセンファーマになるかは分からない」とした上で、どちらのワクチンでも余った場合には高齢者に優先的に接種を行う予定だと述べた。
ynhrm@yna.co.kr
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