韓国の外貨準備高4565億ドル 過去最高を再び更新
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2021.06.03 06:00
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が3日発表した5月末の外貨準備高は前月末に比べ41億5000万ドル(約4556億円)増の4564億6000万ドルで、過去最高を更新した。2カ月連続での過去最高更新となった。
韓国銀行は増加の要因について、各金融機関の預金が増えたことに加え、米ドル安でドル以外の外貨建て資産のドル換算額が増えたためと説明した。
項目別では預金が22億1000万ドル増の294億4000万ドル、有価証券が19億8000万ドル増の4140億5000万ドル、国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)が2000万ドル増の35億4000万ドルだった。
一方、IMFリザーブポジションは6000万ドル減の46億400万ドルだった。金保有は47億9000万ドルで、2013年2月から変動がない。
韓国の外貨準備高は4月末現在、世界8番目の規模だ。1位は中国(3兆1982億ドル)、2位は日本(1兆3785億ドル)、3位はスイス(1兆704億ドル)だった。
yugiri@yna.co.kr
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