コロナワクチン2回接種後に感染 韓国で新たに5人確認=計9人
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2021.06.03 16:25
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は3日、新型コロナウイルスワクチンの2回接種を完了したにもかかわらず感染する「ブレイクスルー感染」が国内で先月31日午前0時までの10日間で新たに5人確認され、計9人になったと発表した。接種を完了した214万3385人の0.0004%に当たる。
ブレイクスルー感染は、決められた間隔で決められた回数のワクチン接種を受けてから14日経過以降に感染が確認されたケースを指す。
韓国では現在、2回接種が必要な米ファイザー製と英アストラゼネカ製のワクチンが使用されている。9人はいずれもファイザー製ワクチンを接種した。年齢層別では20代と30代がそれぞれ1人、50代が2人、70代が1人、80代が4人。
同本部は、国内でのブレイクスルー感染の発生率は外国に比べて低いとしている。どのワクチンを打ってもブレイクスルー感染は起こり得るため、予防接種後もマスク着用、人との距離を取ること、十分な換気などを守ってほしいと呼び掛けている。
tnak51@yna.co.kr
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