米提供のコロナワクチン101万人分 5日に到着=韓国
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2021.06.04 08:36
【ソウル聯合ニュース】韓米首脳会談での合意に基づき米政府から韓国に提供される米ジョンソン・エンド・ジョンソンの製薬部門、ヤンセンファーマの新型コロナウイルスワクチン101万2800人分が5日に到着する。
韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、ワクチンを積んだ軍の輸送機が5日午前1時ごろ、ソウル空港(軍用空港)に到着する予定だ。
輸送に使われたのは韓国軍の空中給油輸送機KC330で、同機は2日に韓国を出発した。新型コロナワクチンを海外から搬入するために軍用機が使われたのは今回が初めて。
ヤンセンファーマのワクチンはウイルスベクターというタイプで、1回の接種で済む。緊急使用承認と食品医薬品安全処による品質検査を経て10~20日に接種される。30歳以上60歳未満の予備役兵、国防・外交関係者など370万人のうち、事前予約した89万2407人が対象となる。事前予約は約12万人分を残して早期に締め切られた。
韓国政府はこれまで米国のファイザー、モデルナ、ノババックス、ヤンセンファーマ、英アストラゼネカのワクチン計1億9300万回分(1億人分)を確保した。
hjc@yna.co.kr
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