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韓国の新規コロナ感染者 3日連続で600人台後半=大邱市で感染拡大続く

記事一覧 2021.06.04 10:36

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は4日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から695人増え、累計14万2852人になったと発表した。市中感染が674人、海外からの入国者の感染が21人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(681人)から14人増え、3日連続で600人台後半となった。

ソウル市内の保健所に設置された新型コロナウイルスの専用診療所で検査の順番を待つ市民ら(資料写真)=(聯合ニュース)

ソウル市内の保健所に設置された新型コロナウイルスの専用診療所で検査の順番を待つ市民ら(資料写真)=(聯合ニュース)

 このところ首都圏だけでなく南東部の大邱市など一部地域で感染が拡大しており、防疫当局は神経をとがらせている。大邱市は酒類を提供する遊興施設などで感染者が増えていることを受け、5日から20日まで防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを1段階引き上げる。

 新たに確認された市中感染者674人を地域別にみると、ソウル市が205人、京畿道が204人、仁川市が10人で、首都圏が計419人と全体の62.2%を占めた。

 首都圏以外の地域では、大邱市が65人、慶尚南道が43人、忠清北道と済州道がそれぞれ21人、大田市と江原道がそれぞれ18人、蔚山市が14人、釜山市が13人、全羅南道が12人、忠清南道が9人、慶尚北道が8人、光州市が7人、世宗市と全羅北道がそれぞれ3人だった。

 昨年、流行「第1波」の起点となった大邱市では、遊興施設、オフィス、飲食店、百貨店などに関連する感染者の発生が相次ぎ、前日の74人と合わせて2日間に139人の感染が確認された。

 忠清北道の清州市では、小中学生と教師などの感染が判明し、各学校は遠隔授業に切り替えた。慶尚南道では金海、梁山、晋州、昌原、陜川、泗川、南海の各地域で新規感染者が発生した。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは21人だった。このうち8人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの13人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から1人増えて計1969人となった。韓国国内の平均致死率は1.38%。重篤・重症患者は前日から2人増え、151人となっている。 

 3日の検査件数は3万9000件で、前の日に比べて1026件多かった。

新型コロナウイルスの臨時検査所(資料写真)=(聯合ニュース)

新型コロナウイルスの臨時検査所(資料写真)=(聯合ニュース)

ynhrm@yna.co.kr

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