新型コロナワクチン 予約者の99%超が実際に接種=韓国
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2021.06.04 14:26
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は4日、国内で新型コロナウイルスワクチンの接種を予約した人の99.8%が実際に接種を受けていると記者団に明らかにした。接種当日に体調がすぐれない場合などを除き、ほとんどの人は予約通りに接種に臨んでいると政府は判断している。
韓国国内で2月下旬に始まったワクチン接種が順調に進み、新型コロナによる致死率は下がっている。2月には1.8%まで上昇したが、今月1日以降は1.3%台を保っている。
孫氏は、人口10万人当たりの死亡者数は韓国が4人、米国は178人、英国は188人、ドイツは106人、日本は10人程度で、韓国は少ない方だとも説明した。
政府は重症化リスクの高い高齢層を中心に、6月末までに計1300万人以上に対するワクチン1回目接種を終える計画を立てている。計画通り進めば新型コロナの重症者がさらに減り、これに伴って死亡者数も減少すると見込まれるため、病床の運営効率化を検討するという。
現在、新型コロナの重症者用病床は全国に786床あり、このうち75.8%の596床がすぐに使える状態だ。
tnak51@yna.co.kr
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