韓国の空軍参謀総長が辞意 セクハラ自殺事件で
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2021.06.04 14:50
【ソウル聯合ニュース】韓国空軍の女性下士官が上官からセクハラを受けたと訴え、自殺したとされる事件が波紋を広げる中、李成龍(イ・ソンヨン)空軍参謀総長が4日、辞意を表明した。
李氏は「一連の状況について重い責任を痛感する」として謝罪。「故人に深い哀悼の意を表し、遺族に心からお詫び申し上げる」とのコメントを出した。
女性は上官からセクハラを受けたことを3月に報告。約2カ月後の先月22日に官舎で死亡した状態で見つかった。事件を隠蔽(いんぺい)するための組織的な動きがあったとする疑いもあり、軍当局のずさんな対応を批判する声が強まっている。
事件を受け、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は今月3日、「厳正な捜査」を指示した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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