APEC貿易相会合 ワクチン輸出制限措置の自粛などで一致
記事一覧
2021.06.06 09:51
【ソウル聯合ニュース】アジア太平洋経済協力会議(APEC)の貿易相会合が5日、オンライン形式で開かれ、新型コロナウイルスワクチンの輸出制限措置の自粛などコロナを巡る対応で連携していくとする共同声明を採択した。
会合は11月の首脳会議を控えて行われたもので、今年の議長国はニュージーランドが務める。
共同声明ではワクチン供給のための運送・通関などでの協力、国境間の安全な移動再開などのために協力することにした。多国間貿易体制を支持する姿勢も確認した。
韓国から参加した兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通商資源部通商交渉本部長はワクチン原料の円滑な輸入と輸出制限措置の自粛を強調。「韓国のバイオ医薬品の生産能力を活用し、アジア太平洋だけでなく、世界のワクチン供給拡大に寄与する」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr
キーワード