日常生活が徐々に回復? 化粧品・衣服の販売増加=韓国
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2021.06.07 14:09
【ソウル聯合ニュース】韓国統計庁が発表した4月の産業活動動向によると、4月の非耐久財の販売額は前年同月比4.2%増加した。
飲食料品、医薬品、化粧品、書籍・文具、車両燃料など非耐久財の販売額は、新型コロナウイルスの感染拡大が本格化した昨年3月以降、前年同月比でマイナスが続いたが、今年2月に2.6%増と増加に転じ、3月は2.3%増、4月は4.2%増と増加幅が拡大している。
非耐久財のうち、4月に販売額が最も伸びたのは化粧品で、前年同月比15.5%増加した。増加率は新型コロナウイルス流行後、最も高かった。昨年12月は同30.2%減少し、深刻な打撃を受けたが、今年2月は0.1%減、3月は11.7%増と回復が続いている。
一方、3月には衣服、靴・かばん、娯楽・趣味用品など準耐久財の消費が前年同月比35.4%増加し、新型コロナ流行後、最も高い伸びを示した。衣服が48.0%、靴・かばんが34.3%、それぞれ増加した。
こうした消費傾向は自動車、家電製品、通信機器・パソコン、家具など耐久財の消費がピークに達した昨年とは対照的だ。昨年はコロナ禍の巣ごもり需要で耐久財の消費が増えたが、今年に入り準耐久財や非耐久財の消費が増え、消費者がコロナ禍以前の生活への復帰の準備を始めているとの見方も出ている。
hjc@yna.co.kr
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