金正恩氏が党幹部協議会招集 下半期の経済・人民生活を点検
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2021.06.08 08:36
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が7日に党中央委員会と道党委員会の幹部協議会を招集し、下半期の経済政策と人民の生活の安定策を点検したと報じた。
通信は金正恩氏が「現情勢に対する党中央の各部署と政府機関、各道党委員会の事業と研究方向について指摘し、党中央委員会総会を機に国家経済事業と人民生活安定で実質的な転換をもたらすための構想を示した」と伝えた。ただ、同氏が提示した構想の具体的な内容は明らかにしなかった。
党中央委員会と道党委員会の幹部が集まる協議会は金正日(キム・ジョンイル)総書記時代には開かれなかった。金正恩氏は先軍政治を強調した金正日氏と異なり、党内組織を活用する「党による領導」に力を入れている。
kimchiboxs@yna.co.kr
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