韓国の新規コロナ感染者 2日連続で400人台=検査数減少の影響続く
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2021.06.08 10:49
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は8日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から454人増え、累計14万5091人になったと発表した。市中感染が435人、海外からの入国者の感染が19人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(485人)より31人少なく、2日連続で400人台となった。
だが、土日に検査件数が減った影響が週の初めの火曜日まで続くこれまでの流れからみて、感染拡大の勢いが弱まったとは見なせない。全国的に中小規模のクラスター(感染者集団)発生が相次いでおり、感染規模は再び拡大する恐れがある。
新たに確認された市中感染者435人を地域別にみると、ソウル市が139人、京畿道が125人、仁川市が11人で、首都圏が計275人と全体の63.2%を占めた。
首都圏以外の地域では、慶尚南道が48人、大邱市が33人、大田市が22人、釜山市が15人、全羅南道が8人、済州道が7人、慶尚北道と忠清北道がそれぞれ6人、江原道が5人、蔚山市、全羅北道、忠清南道がそれぞれ3人、光州市が1人だった。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは19人だった。このうち8人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの11人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から1人増えて計1975人となった。韓国国内の平均致死率は1.36%。重篤・重症患者は3人減り、149人となっている。
7日の検査件数は3万6287件で、日曜日だった前の日に比べて2万3687件多かった。
ynhrm@yna.co.kr
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