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夜10時まで酒類広告禁止 データ放送・IPTVでも=韓国

記事一覧 2021.06.08 11:47

【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部は8日、新しい酒類広告の基準などを盛り込んだ「国民健康増進法施行令一部改正令案」を閣議決定したと発表した。

バスの酒類広告(資料写真)=(聯合ニュース)

バスの酒類広告(資料写真)=(聯合ニュース)

 改正令が施行される今月30日から、テレビのほかデータ放送、インターネットマルチメディア放送(IPTV)、地上波移動マルチメディア放送(DMB)でも午前7時から午後10時までは酒類のCMを放送できなくなる。

 これまでは、テレビに対してのみ午前7時から午後10時まで酒類のCMが禁止されていた。

 この時間帯は建物の外壁や屋上などに設置された広告スクリーンでも酒類のCMを流すことはできない。

 バスや地下鉄、鉄道、タクシーなどの交通機関でも酒類の広告が禁止される。

 保健福祉部は今回、酒類の広告に対するCMソングの使用禁止の原則を確定した。これまでは放送広告のみだったが、今後は全てのメディアで禁止する。

 また、児童・青少年を対象にしたイベントの開催時にも酒類の広告を禁止する。

 保健福祉部は「健全な飲酒文化を醸成し、酒類広告から児童・青少年を保護しなければならないという立法趣旨と不特定多数に対する露出度などを考慮した措置を施行令に盛り込んだ」と説明した。

 施行令では、禁酒区域内での飲酒者に過料を科す主体と基準についても定められた。

 禁酒区域を指定した地方自治体のトップは、禁酒区域で飲酒した者に自治体が条例で定める10万ウォン(約9800円)以内の金額を過料として科すことができる。

ynhrm@yna.co.kr

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