ワクチン接種者 7月にも海外団体旅行可能=韓国首相
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2021.06.09 10:29
【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は9日、政府世宗庁舎で開かれた新型コロナウイルス対応の中央災難(災害)安全対策本部の会議で、「防疫状況が安定した国と協議し、ワクチン接種を終了した人に限り、早ければ7月から団体旅行を認める」との方針を示した。
金首相は「国家間の移動が長い間制限されて航空と旅行業界は深刻な打撃を受け、海外旅行の再開を望む国民が増えている」と述べた上で「接種を終え、出入国時の検査で陰性が確認されれば隔離なしでの旅行が可能になると思う」との見解を示した。
また、新型コロナウイルスを抑制している国・地域同士が隔離なしで自由往来できるよう認める「トラベルバブル」の導入を議論するとして、「海外旅行の再開は多くの国民が期待する日常回復の始まりになる」と強調した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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