北朝鮮 軍事より内政に集中=韓国国防相
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2021.06.09 18:05
【ソウル聯合ニュース】韓国の徐旭(ソ・ウク)国防部長官は9日、国会国防委員会の全体会議で、北朝鮮の動きについて、軍事的な動向よりも内政に重点を置いているとの見方を示した。
韓米が韓国軍のミサイルの射程を800キロまでに制限するミサイル指針の撤廃で合意したことに関連し、北朝鮮が挑発行為を行う可能性については、「われわれとしては常に最悪の状況を想定して対応態勢に万全を期しており、北の軍事動向も綿密に点検している」と説明した。
大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)に関する北朝鮮の動向や、韓国軍がSLBMなどを開発する案があるかなどについては、具体的な言及を避ける一方で、韓国軍のミサイル能力は「質的にも量的にも北を上回っている」と説明した。
一方、北朝鮮が今年3回目となる朝鮮労働党中央委員会総会の開催を予告したことについて、「異例」と指摘した。
yugiri@yna.co.kr