全祝日を振り替え休日の対象に 韓国与党が改正案
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2021.06.15 15:08
【ソウル聯合ニュース】韓国の与党「共に民主党」は今月の臨時国会で、秋夕(中秋節)と旧正月、こどもの日のみとなっている振り替え休日の指定対象を別の祝日にも拡大する内容を盛り込んだ「代替公休日法」の改正案を成立させる方針を決めた。
改正案が成立すれば、今年下半期に土日と重なる祝日の光復節(8月15日)、開天節(10月3日)、ハングルの日(10月9日)、クリスマス(12月25日)で振り替え休日が設けられる。
共に民主党の尹昊重(ユン・ホジュン)院内代表は党の会議で、韓国人労働者の勤労時間が経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち2番目に長いことに言及した上で、「振り替え休日は逆らえない時代的な要求」と強調。「振り替え休日を指定する場合、全体的な経済効果は4兆2000億ウォン(約4135億円)に達し、約3万6000人の雇用創出効果もあるとの調査結果がある」とし、「国民の休息権を保障するとともに、内需を刺激し雇用も創出するウィンウィン戦略」と述べた。
同党所属の徐瑛教(ソ・ヨンギョ)国会行政安全委員長によると、11日から2日間、全国の18歳以上の1012人を対象に実施した調査で回答者の72.5%が振り替え休日の指定拡大に賛成した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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