韓国文化財庁 日中の歴史・文化財歪曲に市民団体と共同対応
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2021.06.17 14:48
【ソウル聯合ニュース】韓国文化財庁は17日、隣国の歴史・文化財歪曲(わいきょく)に対応するため、インターネット上などで民間外交を行う市民団体VANKと業務協約を結ぶと発表した。
双方は協約に基づき、デジタル文化遺産広報大使の育成、文化財保護団体との歴史歪曲への共同対応、文化財の世界遺産登録、世界に向けた韓国文化遺産教育コンテンツの普及などで協力する。
VANKは、外国人向けに韓国や韓国人に関する広報を行う目的で1999年に設立された民間団体。外国の教科書や百科事典、博物館、ネット上にある韓国に関する誤った情報を正す活動を行ってきた。
文化財庁の関係者は「中国はキムチと韓服(韓国伝統衣装)を自国の文化と主張し、日本政府は独島領有権を主張している」と指摘し、「歴史や文化財に対する正確な情報を持つ文化財庁と、歴史歪曲への対応経験のあるVANKが連携すれば、相乗効果が期待できる」と説明した。
tnak51@yna.co.kr
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