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訪韓の米特別代表 韓国高官と協議へ=対北メッセージに注目

記事一覧 2021.06.20 11:01

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)がバイデン米政権に対して対話を重視すると受け止められるような発言をしたことで、19日に訪韓した米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表と韓国の北朝鮮担当高官の協議の後に韓米がどのような対北メッセージを出すかに注目が集まっている。

仁川空港から韓国入りしたソン・キム北朝鮮担当特別代表(中央)=19日、仁川(聯合ニュース)

 韓国外交部によると、同部で北朝鮮問題を担当する魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長が21日、キム氏と協議する。

 金正恩氏は先の党中央委員会総会で、米国に対し「朝鮮半島情勢を安定的に管理することに注力しなければならない」とした上で「対話と対決のいずれの準備もしなければならない」と述べた。この発言は今年1月のバイデン政権発足後、金正恩氏が初めて出す対外メッセージだった。

 魯氏とキム氏は金正恩氏の同発言に対する評価を共有するとみられる。

 金正恩氏の発言を巡っては、韓国側が「柔軟なメッセージ」(統一部)、「対話に重きを置いていると思う」(大統領府高官)と前向きに評価する一方、米国はこれまで通りに淡々と「北朝鮮との外交は開かれている」との原則を示すにとどまり、韓米の間に多少の温度差があるとの指摘が出ている。

 このため魯氏とキム氏は2019年2月にベトナム・ハノイで開かれた2回目の米朝首脳会談が物別れに終わって以降、手詰まり状態になっている米朝対話再開に向けた具体策を協議すると予測される。

 特にキム氏が韓国滞在中に北朝鮮に向けてどのようなメッセージを出すかについては注目の的だ。同氏は北朝鮮に対し、対話への復帰を呼び掛けるとともにバイデン政権の対北政策を詳しく説明するとみられる。対話復帰のために北朝鮮が強く求める制裁緩和などを提示することは考えられない。

 このため、北朝鮮がすぐに対話のテーブルに戻る可能性は低い。

 北朝鮮は対話再開の条件として米国の対北敵視政策の撤回を求めており、敵視政策の一つとみなす8月の韓米合同軍事演習の実施状況を見てからアクションを起こす可能性がある。

 北朝鮮は新型コロナウイルスの防疫に集中しており、国境を接する中国など友好国との接触も極力控えている状態であることを考えると、米国と対話する意向があるとしても簡単には動けないというのが北朝鮮専門家の見方だ。

sarangni@yna.co.kr

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