新型コロナ感染者数 2週連続減少=韓国
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2021.06.21 15:50
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が国内の新型コロナウイルス感染者数が減少傾向を示しているとの見方を示した。
政府の中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は21日の会見で、1週間当たりの1日平均感染者数が前週に比べ9%減、15%減と2週連続で減少したとした上で、「(感染者数が)減少傾向にあると解釈しなければならないようだ」と述べた。
この日午前0時現在の国内の感染者数は前日午前0時の時点から357人増えた。1日当たりの新規感染者数が400人を下回ったのは6日ぶりで、3月23日(346人)以来、3カ月ぶりの低水準となった。
孫氏は、週末の検査件数減少だけでなく、ワクチン接種の効果、季節的要因が新規感染者数に影響を与えていると判断していると説明した。
防疫当局は7月中に感染者数がさらに減少すると期待している。
孫氏は「シミュレーションでは7月中旬以降に感染者の規模が減少するという結果が出たが、最近は2週連続で減少傾向を示し、予防接種が減少の一因となっていると思われる」と述べた。
防疫当局は、7月から新たな基準の感染防止策「社会的距離の確保」が実施されれば日常生活での防疫への協力が不可欠だと呼び掛けている。
hjc@yna.co.kr
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